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- 鶴丸紋散方鏡
作品情報
ツルマルモンチラシホウキョウ 鶴丸紋散方鏡
- 台帳番号
- E乙30-44
全1画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 鶴丸紋散方鏡 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | ツルマルモンチラシホウキョウ |
指定区分 | |
作者名 | 天下一中嶋和泉守 |
作者名(フリガナ) | テンカイチナカジマイズミノカミ |
作品分類 | 金工 (E) 鏡 |
国 | 日本 |
時代 | 江戸 前期 |
世紀 | 17世紀 |
西暦 | 1640 |
員数 | 1面 |
材質・技法 | 茶褐色を呈し、鏡面と背面の両面に鍍錫を施す。直立細縁で、下辺中ほどに湯口痕らしいスが集中する。微細な砂目地を蜜に打ち、鶴丸紋の羽毛など細部まで緻密な篦押しを行う。 |
法量 | 縦 9.7cm 縁高 0.4cm 縁幅 0.1cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 | 杉浦貞次 |
構成作品
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中嶋和泉守は、十七世紀を中心に活動した鋳鏡師で、京都新町二条下ルに居住した。肉高の精良鏡が多く、とくに和泉守貞次は、尾張徳川光友夫人千代姫輿入れの際の「初音の調度」(徳川美術館蔵)など、当時の最有力者層の調度鏡も担当し、青家と並んで京都でも筆頭格の鏡工房であった。なお本鏡の銘の「天下一」部分は粗く削られており、おそらく天和二年(1682)の禁令直後に削られたもの。背面鍍錫はこの上に施され、製作当初のものでないことがわかる。
日本-江戸-前期、17世紀