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作品情報

ツルマルモンチラシホウキョウ 鶴丸紋散方鏡

台帳番号
E乙30-44
鶴丸紋散方鏡 画像 画像を拡大する

写真番号:479-11805
カラー種別:カラー

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中嶋和泉守は、十七世紀を中心に活動した鋳鏡師で、京都新町二条下ルに居住した。肉高の精良鏡が多く、とくに和泉守貞次は、尾張徳川光友夫人千代姫輿入れの際の「初音の調度」(徳川美術館蔵)など、当時の最有力者層の調度鏡も担当し、青家と並んで京都でも筆頭格の鏡工房であった。なお本鏡の銘の「天下一」部分は粗く削られており、おそらく天和二年(1682)の禁令直後に削られたもの。背面鍍錫はこの上に施され、製作当初のものでないことがわかる。

日本-江戸-前期、17世紀

作品名・文化財の名称 鶴丸紋散方鏡
作品名・文化財の名称(フリガナ) ツルマルモンチラシホウキョウ
指定区分
作者名 天下一中嶋和泉守
作者名(フリガナ) テンカイチナカジマイズミノカミ
作品分類 金工 (E) 鏡
日本
時代 江戸 前期
世紀 17世紀
西暦 1640
員数 1面
材質・技法 茶褐色を呈し、鏡面と背面の両面に鍍錫を施す。直立細縁で、下辺中ほどに湯口痕らしいスが集中する。微細な砂目地を蜜に打ち、鶴丸紋の羽毛など細部まで緻密な篦押しを行う。
法量 縦 9.7cm 縁高 0.4cm 縁幅 0.1cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者 杉浦貞次
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