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- 草花双鳥鏡
作品情報
ソウカソウチョウキョウ 草花双鳥鏡
- 台帳番号
- E甲17-77
全1画像(1~3を表示)
| 作品名・文化財の名称 | 草花双鳥鏡 |
|---|---|
| 作品名・文化財の名称(フリガナ) | ソウカソウチョウキョウ |
| 指定区分 | |
| 作者名 | |
| 作者名(フリガナ) | |
| 作品分類 | 金工(E) 鏡 |
| 国 | 日本 |
| 時代 | 鎌倉 後期 |
| 世紀 | 14世紀 |
| 西暦 | |
| 員数 | 1面 |
| 材質・技法 | 本鏡は輻線文+鋸歯文を二組重ね、擬漢式鏡で最も早い嘉元三年(1305)針書銘をもつ鹿児島県八幡神社蔵松竹双鳥鏡と似た構成である。截頭形鈕の花蕊座の形状や、双鳥を内区上端に置く点からも、十四世紀前葉ころの製作とみていい。銅色は茶褐色を呈し、鏡面に鍍錫。直立中縁で右下方の内縁に湯口らしい肌荒れがある。 |
| 法量 | 径 11.5cm 縁高 0.7cm 縁幅 0.2cm |
| 賛者 | |
| 銘文/印章等 | |
| 寄贈者 | 廣瀬治兵衛 |
構成作品
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鎌倉時代後半ごろから、界圏の内側と外側に鋸歯文や輻線文、珠文などの圏帯をめぐらす鏡が見られ出す。これらは中国・漢鏡の外区文を模倣することから「擬漢式鏡」と呼ばれる。当時、南宋や元、さらに高麗などで、漢鏡や唐鏡を模倣した鏡が盛んに製作された。日本の擬漢式鏡もこれと通じた現象で、古代中国文化を復古的に照覧しようとする意識が東アジア全域で高まったことの現れであろう。
日本-鎌倉-後期、14世紀