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作品情報

カラクサソウホウキョウ 唐草双鳳鏡

台帳番号
E甲17-11
唐草双鳳鏡 画像 画像を拡大する

写真番号:476-11672
カラー種別:カラー

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このような鏡胎、文様構成の早い例として、三重県四天王寺の本尊薬師如来像体内に承保四年(1077)奥書結名書と共に納入された唐草双鳳鏡がある。本鏡は鈕から直接唐草を生やす特異な表現をとり、外区唐草もやや新しい三連波形を呈し、また鳳凰の形状を比べても四天王寺鏡より確実に新しいが、十一世紀に遡る公算は大きい。

日本-平安-後期

作品名・文化財の名称 唐草双鳳鏡
作品名・文化財の名称(フリガナ) カラクサソウホウキョウ
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 金工 (E) 鏡
日本
時代 平安 後期
世紀
西暦
員数 1面
材質・技法 黒褐色。鏡面に鍍錫。図版下方の右寄り内縁に湯口痕らしい肌荒れがある。頂部のやや平坦な円錐形鈕。本来瑞花双鳳八稜鏡の主文構成を、直立細縁。有界圏の円鏡に描く。ただ尾羽根こそ鳳凰を意識させるが、体躯は通形の双鳥文となる。
法量 径 10cm 縁高 0.8cm 縁幅 0.15cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者 廣瀬治兵衛
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