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作品情報

マツクイキョウ 松喰鏡

台帳番号
E甲17-9
松喰鏡 画像 画像を拡大する

写真番号:476-11676
カラー種別:カラー

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深緑色。截頭形の捩菊座鈕で、鈕孔軸のハバキ痕跡が浅く残る。外傾細縁。鈕を中心に双鶴が旋回し空間に松葉を散らす松鶴文は、平安後期に最も好まれた鏡文様の一つである。本鏡のように鶴が外向きに左旋回するものが最も多く、時期も早くに位置づけられる。年代の知れるものでは、春日大社蔵永治元年(1141)墨書銘の松喰鶴鏡が最古で、十二世紀後半に盛行する。鶴は本鏡のごとく輪郭線で描くものと肉取り高いものがあるが、とくに前者は鏡胎の薄い細縁鏡のみに見られ、特定の工房で生産された可能性が高い。

日本-平安-後期、12世紀

作品名・文化財の名称 松喰鏡
作品名・文化財の名称(フリガナ) マツクイキョウ
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 金工 (E) 鏡
日本
時代 平安 後期
世紀 12世紀
西暦
員数 1面
材質・技法 深緑色。截頭形の捩菊座鈕で、鈕孔軸のハバキ痕跡が浅く残る。外傾細縁。鈕を中心に双鶴が旋回し空間に松葉を散らす松鶴文は、平安後期に最も好まれた鏡文様の一つである。本鏡のように鶴が外向きに左旋回するものが最も多く、時期も早くに位置づけられる。
法量 径 10.9cm 縁高 0.85cm 縁幅 0.15cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者 廣瀬治兵衛
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