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- 松喰鏡
作品情報
マツクイキョウ 松喰鏡
- 台帳番号
- E甲17-9
全1画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 松喰鏡 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | マツクイキョウ |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 金工 (E) 鏡 |
国 | 日本 |
時代 | 平安 後期 |
世紀 | 12世紀 |
西暦 | |
員数 | 1面 |
材質・技法 | 深緑色。截頭形の捩菊座鈕で、鈕孔軸のハバキ痕跡が浅く残る。外傾細縁。鈕を中心に双鶴が旋回し空間に松葉を散らす松鶴文は、平安後期に最も好まれた鏡文様の一つである。本鏡のように鶴が外向きに左旋回するものが最も多く、時期も早くに位置づけられる。 |
法量 | 径 10.9cm 縁高 0.85cm 縁幅 0.15cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 | 廣瀬治兵衛 |
構成作品
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深緑色。截頭形の捩菊座鈕で、鈕孔軸のハバキ痕跡が浅く残る。外傾細縁。鈕を中心に双鶴が旋回し空間に松葉を散らす松鶴文は、平安後期に最も好まれた鏡文様の一つである。本鏡のように鶴が外向きに左旋回するものが最も多く、時期も早くに位置づけられる。年代の知れるものでは、春日大社蔵永治元年(1141)墨書銘の松喰鶴鏡が最古で、十二世紀後半に盛行する。鶴は本鏡のごとく輪郭線で描くものと肉取り高いものがあるが、とくに前者は鏡胎の薄い細縁鏡のみに見られ、特定の工房で生産された可能性が高い。
日本-平安-後期、12世紀