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作品情報

キクカチョウチョウキョウ 菊花蝶鳥鏡

台帳番号
E甲17-13
菊花蝶鳥鏡 画像 画像を拡大する

写真番号:477-11694
カラー種別:カラー

全1画像(1~3を表示)

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菊花文で最も早く登場するのが、本鏡のような鈕対称配置の菊である。ただ双鳥が並んで飛ぶ立面構図で、このような空間構成は三重県多度神社経塚出土の宋鏡式鏡群に典型的に見られる。葉などを輪郭表現する点も同様で、十二世紀前半~中葉の製作であろう。すでに側面菊や蝶が描かれて、絵画史的にも注目すべき図様である。

日本-平安-後期、12世紀

作品名・文化財の名称 菊花蝶鳥鏡
作品名・文化財の名称(フリガナ) キクカチョウチョウキョウ
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 金工 (E) 鏡
日本
時代 平安 後期
世紀 12世紀
西暦
員数 1面
材質・技法 暗茶褐色。鏡面に鍍錫。截頭形の菊座鈕で、鈕孔軸のハバキ痕跡が鈕座を乱している。直立細縁で、下方右寄りの内縁周辺に湯口痕らしい肌荒れと文様不鮮明箇所がある。
法量 径 10.5cm 縁高 0.6cm 縁幅 0.15cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者 廣瀬治兵衛
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