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作品情報

ウロコジソウチョウキョウ 鱗地双鳥鏡

台帳番号
E甲17-79
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写真番号:477-11745
カラー種別:カラー

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これは鱗文と呼ばれ、和歌山県丹生郡比売神社に奉納された獅子造鱗文兵庫鎖太刀(鎌倉時代)を早い例に、近世まで盛んに用いられた。E甲17-84に見た外区鋸歯文の外側の珠文が文様化し、内側も鋸歯文+珠文の組み合わせとなる。E甲17-76・E甲17-84に後続する十四世紀後半の製作。なお同一圏帯の事例に、法隆寺西円堂奉納の応永二十四年(1417)墨書銘の檜垣松藤双鳥鏡があるが(広瀬都巽1938)、若干の伝世を考慮すべきか。

日本-南北朝、14世紀

作品名・文化財の名称 鱗地双鳥鏡
作品名・文化財の名称(フリガナ) ウロコジソウチョウキョウ
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 金工 (E) 鏡
日本
時代 南北朝
世紀 14世紀
西暦
員数 1面
材質・技法 暗茶褐色で、鏡面に鍍錫。円錐形の花蕊座鈕は高く盛り上がり、周囲は大きな珠文帯となる。直立中縁で、下方の内縁付近に湯口らしい肌荒れがある。内区は、細線で三角形地文を刻み珠文を充填。
法量 径 11.3cm 縁高 0.6cm 縁幅 0.3cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者 廣瀬治兵衛
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