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- 荒磯鴛鴦鏡
作品情報
アライソエンオウキョウ 荒磯鴛鴦鏡
- 台帳番号
- E甲17-47
全1画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 荒磯鴛鴦鏡 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | アライソエンオウキョウ |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 金工 (E) 鏡 |
国 | 日本 |
時代 | 平安 後期 |
世紀 | 12世紀 |
西暦 | |
員数 | 1面 |
材質・技法 | 暗茶褐色。鏡面に鍍錫。両面に黒漆状の塗膜が残る。截頭形の花蕊座鈕で、鈕孔軸のハバキ痕が鈕座にかかる。直立中縁。松樹の生えた岩礁と波濤を表す荒磯図に、二羽の鳥が海風のせいか少し不自然な姿勢で飛翔する。とくに右下の鳥は、鴛鴦様の冠羽が見える。 |
法量 | 径 11.2cm 縁高 0.65cm 縁幅 0.25cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 | 廣瀬治兵衛 |
構成作品
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似た荒磯図は、山形県羽黒山御手洗池出土の宋鏡式の鏡が早い例で、本鏡のような図様を経て、岩礁の発達した定型蓬莱文へとつながっていくものと思われる。なお大小の孔を後世に銅で埋めており、その位置から見て、もとは懸仏の鏡板に用いられていたらしい。
日本-平安-後期、12世紀