• TOP
  • 和歌巻断簡

作品情報

ワカカンダンカン 和歌巻断簡

台帳番号
B甲1006
和歌巻断簡 画像 画像を拡大する

写真番号:570-14406-1
カラー種別:カラー

本阿弥光悦(1558~1637)は片岡光二と妙秀の子として生まれ、慶長八年(1603)父の死後、家職である刀剣の鑑定・磨礪・浄拭を継いだ。
しかし、今日、光悦の名を高らしめているのは余技としての書画と茶の湯としての陶芸や蒔絵であり、徳川家康より拝領した高峰を中心とした活動とその交友関係は、同時期における町衆の中でも他を圧倒している。
この和歌巻断簡は『古今和歌集』第十五の読み人知らずの和歌一首が書かれており、料紙には具引き地に唐草紋を雲母ですり出したものが用いられている。おそらく、嵯峨本の料紙と同様のものであろう。
豊かで流麗な筆使いから光悦五十代の慶長期の遺墨と考えられ、年代的な証憑を得られるものが比較的少ないとされる彼の書の中で、その指標となりうる貴重な史料である。かつ展示活動にとあっても、上記のような理由から非常に重要である。

日本-桃山

作品名・文化財の名称 和歌巻断簡
作品名・文化財の名称(フリガナ) ワカカンダンカン
指定区分
作者名 本阿弥光悦
作者名(フリガナ) ホンアミコウエツ
作品分類 書跡 (B) 日本書跡
日本
時代 桃山
世紀
西暦
員数 1幅
材質・技法 彩箋墨書
法量 縦 24.2cm 横 30.5cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
SNSでシェアする >
  • twitter
  • facebook
  • LINE

お探しの画像が、一括資料、連作の可能性がある場合、個別の作品名称で出ないことがあります。
台帳番号で改めて検索を行うと作品の全画像が出ます。

当館ウェブサイトでは、ウェブサイトの利便性向上のためにCookie(クッキー)を使用しています。Cookieの利用にご同意いただける場合は「同意する」ボタンを押してください。「拒否する」を選択された場合、必須Cookie以外は利用いたしません。必須Cookie等、詳細はサイトポリシー