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- 振袖 紫縮緬地孔雀と海棠文様
作品情報
フリソデ ムラサキチリメンジクジャクトカイドウモンヨウ 振袖 紫縮緬地孔雀と海棠文様
- 台帳番号
- I甲354
全2画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 振袖 紫縮緬地孔雀と海棠文様 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | フリソデ ムラサキチリメンジクジャクトカイドウモンヨウ |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 染織 (I) 染織 |
国 | 日本 |
時代 | 明治 |
世紀 | 19世紀 |
西暦 | |
員数 | 1領 |
材質・技法 | 紫縮緬地 友禅染・繍 |
法量 | 丈 152.2cm 裄 61.5cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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振袖 紫縮緬地孔雀と海棠文様
がさがさとした壁縮緬特有の風合いを背景に、満開の海棠のもとに憩う孔雀と、周囲に咲き乱れる菊が、友禅染と細やかな刺
繍であらわされる。化学染料を用いた強く華麗な色調が、明治時代の製作であることを示す。従来の図案からの脱却を期して
、この時代には岸竹堂、幸野楳嶺、竹内栖鳳など、京都の著名な日本画家に、友禅の下絵が発注された。この振袖もまた、
本格的な画家の下絵によった品であろう。
振袖下着 (紅縮緬地 繍・平絹地 板締染)
孔雀と菊海棠文様振袖とともに着用する振袖下着。身頃は二重の板締染( 折り畳んだ布を板で挟んで防染する技法)で複雑
な文様を染め上げ、袂や裾など人目にふれる部分には、細かな金糸刺繍の紅縮緬を加える。振袖は強く重厚な色彩であるが
、わずかにのぞく下着の華やかな紅が、着用者の若々しさを引き立てたであろう。
日本-明治、19世紀