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- 文字入籬に梅文様小袖(白綸子地 染・繡)
作品情報
もじいりまがきにうめもんようこそで 文字入籬に梅文様小袖(白綸子地 染・繡)
- 台帳番号
- I甲41
全1画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 文字入籬に梅文様小袖(白綸子地 染・繡) |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | もじいりまがきにうめもんようこそで |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 染織 (I) 染織 |
国 | 日本 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 19世紀 |
西暦 | |
員数 | 1領 |
材質・技法 | 白綸子地、籬に梅と文字文様、染・繍。蘭菊地文の白綸子地に竹垣と梅の折枝模様を摺疋田、かちん描き、赤萌黄、緑紫などの色糸と金糸の繍で表している。袖の前後・背・胸にそれぞれ金・赤糸の繍で籬・東・日・不・順の文字が楷書で一字ずつ散らされている。 |
法量 | 丈 158cm 裄 64cm 袖丈 47.5cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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籬(まがき)と梅の中に、悠久の長寿をことほぐ詩句「日月不傾東籬 (日月は東籬に傾かず)」の文字が散らされている。
陶淵明(とうえんめい)の漢詩「飲酒」の一節に「採菊東籬下 悠然見南山」とあるように、籬には菊が取り合わされるのが常であるが、この一領では菊が梅に置き換えられている。本来の漢詩との結びつきを離れ、梅と組み合わせることによって、慶祝の意匠と捉えられたのであろう。
日本-江戸、19世紀