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- 黒漆四十八間金覆輪筋兜
作品情報
コクシツヨンジュウハチケンキンフクリンスジカブト 黒漆四十八間金覆輪筋兜
- 台帳番号
- E甲52
全1画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 黒漆四十八間金覆輪筋兜 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | コクシツヨンジュウハチケンキンフクリンスジカブト |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 金工 (E) 甲冑 |
国 | 日本 |
時代 | 桃山 |
世紀 | 16世紀 |
西暦 | |
員数 | 1頭 |
材質・技法 | 黒漆塗、金覆輪、阿古陀形。しころ三段金箔押の小札を紺糸で威す。 |
法量 | 高 14.3cm 前後 23.8cm 左右 20.6cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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薄い鉄板を矧合わせて阿古陀形(あこだなり)に作り、その上に黒漆を塗って、48間の筋にはすべて鍍金の覆輪をかけ美麗に装っている。眉庇(まびさし)には金銅魚子地(こんどうななこじ)に鋤出彫(すきだしぼ)りで菊花文をあらわし、その上に高彫りの獅子・牡丹文の飾鋲(かざりびょう)を打っている。獅子文は彫金師の名門である後藤家の伝統的な意匠で、こうした金具が甲冑金物に用いられている例は珍しい。首筋を保護するしころは金箔押しの小札(こざね)を紺糸で威したもので、いかにも近世初頭の華麗な好みを示した特徴ある作例である。
日本-桃山、16世紀