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- 日本書紀神代巻上下(吉田本)
作品情報
国宝
ニホンショキカミヨノカンジョウゲ(ヨシダボン) 日本書紀神代巻上下(吉田本)
- 台帳番号
- B甲768
全231画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 日本書紀神代巻上下(吉田本) |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | ニホンショキカミヨノカンジョウゲ(ヨシダボン) |
指定区分 | 国宝 |
作者名 | 卜部兼方 |
作者名(フリガナ) | ウラベカネカタ |
作品分類 | 書跡 (B) 日本書跡 記録 |
国 | 日本 |
時代 | 鎌倉 |
世紀 | 13世紀 |
西暦 | 1283 |
員数 | 2巻 |
材質・技法 | 紙本墨書 |
法量 | |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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卜占をつかさどる氏族であった卜部家に伝来した『日本書紀』神代巻の鎌倉時代の古写本。完存する現存最古本で、世に「吉田本」と呼ばれる。本文、ならびに夥しい注記は、同書の注釈書たる『釈日本紀』を著したことで知られる卜部兼方の筆になる。下巻には弘安九年(一二八六)春ごろ、兼方が重ねて紙背の注記=裏書を加えた旨の奥書があり、これに筆跡の違いを加味すると、①上巻本文の書写、②下巻本文の書写、③上下巻への一度目の注記、④上下巻への二度目の注記、という順番で成立したと考えられる。なお、後陽成天皇は『錦繍段』や『職原鈔』のほか、この神代巻も木製活字で刊行させた(慶長勅版)ことが知られる。
日本-鎌倉、13世紀