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- 野分蒔絵扇形箱
作品情報
ノワキマキエオウギガタバコ 野分蒔絵扇形箱
- 台帳番号
- H甲200
全4画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 野分蒔絵扇形箱 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | ノワキマキエオウギガタバコ |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 漆工 (H) |
国 | 日本 |
時代 | 江戸 初期 |
世紀 | 17世紀 |
西暦 | |
員数 | 1合 |
材質・技法 | 扇形、合口造の硯箱。蓋表扇面部に「源氏物語」野分の帖を蒔絵す。蓋裏も籬に桔梗撫子等の秋草を蒔絵す。(「常夏」の帖を表わすか。) |
法量 | 縦 29.5cm 横 21.6cm 高 5.6cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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扇を象(かたど)った箱。用途は不明だが、香木などをしまったかもしれない。場面は『源氏物語』の「野分」。台風一過、夕霧が、父、光源氏の名代で秋好中宮を見舞った折りに目にした景色である。霧の中、色とりどりの衣装を身につけた童女たちが庭に降り、秋草の露を虫籠にかけてまわり、辺りには香も立ちこめていた。ものの憐れと雅びが入り交じる幻想的な秋の印象である。蓋裏には籬に桔梗や撫子などが描かれている。
日本-江戸-初期、17世紀