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作品情報

ノワキマキエオウギガタバコ 野分蒔絵扇形箱

台帳番号
H甲200
野分蒔絵扇形箱 画像 画像を拡大する

写真番号:180508_HL_0021
カラー種別:カラー

扇を象(かたど)った箱。用途は不明だが、香木などをしまったかもしれない。場面は『源氏物語』の「野分」。台風一過、夕霧が、父、光源氏の名代で秋好中宮を見舞った折りに目にした景色である。霧の中、色とりどりの衣装を身につけた童女たちが庭に降り、秋草の露を虫籠にかけてまわり、辺りには香も立ちこめていた。ものの憐れと雅びが入り交じる幻想的な秋の印象である。蓋裏には籬に桔梗や撫子などが描かれている。

日本-江戸-初期、17世紀

作品名・文化財の名称 野分蒔絵扇形箱
作品名・文化財の名称(フリガナ) ノワキマキエオウギガタバコ
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 漆工 (H)
日本
時代 江戸 初期
世紀 17世紀
西暦
員数 1合
材質・技法 扇形、合口造の硯箱。蓋表扇面部に「源氏物語」野分の帖を蒔絵す。蓋裏も籬に桔梗撫子等の秋草を蒔絵す。(「常夏」の帖を表わすか。)
法量 縦 29.5cm 横 21.6cm 高 5.6cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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