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作品情報
ブツネハンズ 仏涅槃図
- 台帳番号
- A甲1659
全2画像(1~2を表示)
作品名・文化財の名称 | 仏涅槃図 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | ブツネハンズ |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 絵画(A) 仏画 |
国 | 日本 |
時代 | 鎌倉 |
世紀 | 12世紀~13世紀 |
西暦 | |
員数 | 1幅 |
材質・技法 | 絹本著色 二副一鋪 |
法量 | 縦 99cm 横 67.6cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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二月十五日夜、沙羅双樹の下で亡くなった釈迦を描く。満月には銀を塗るが、銀は十二世紀の好みを示す。一方、月にかかる叢雲は、吉田兼好の『徒然草』に「月は隈なきをのみ見るものかは」とあるように、隠されて見られないところに余情を求める鎌倉時代の美意識が現れている。平安時代と鎌倉時代の端境期の美意識が現れた作品と言えるが、更に注目したいのはその大きさである。この小ささは、涅槃講という有志による少人数の集まりで用いられたためと思われ、このような講は十二世紀以降日本で広まった。
日本-鎌倉、12世紀〜13世紀