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作品情報

センコウシュクハチマンシセントウ 銭弘俶八万四千塔

台帳番号
E甲342

呉越国最後の王・銭弘俶は仏教を篤く保護し、古代インドのアショーカ王の故事にならって八万四千個もの金属製仏塔を作らせた。塔の外面には釈迦の前世の物語や尊像を鋳出し、内部には顕徳二年(九五五)の年紀と経典を吊るすための機構が備えられている。本品はさらに道光二十二年(一八四二)に誂えられた木製台が付属する。

中国-五代、10世紀

作品名・文化財の名称 銭弘俶八万四千塔
作品名・文化財の名称(フリガナ) センコウシュクハチマンシセントウ
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 金工 (E)
中国
時代 五代
世紀 10世紀
西暦 955
員数 1基
材質・技法 鋳銅製、宣字形基壇に方形の塔身をのせ、蓋は一文字で、四隅に花弁形の飾りをもうけ、頂に相輪をたてる。塔身の四面に釈迦の本生譚をあらわす。内面に「呉越国王、銭弘俶敬造、八万四千宝、塔乙卯歳記」四行にわたって刻銘がある。 身部各面と屋蓋、その四隅の方立、相輪を別々に鋳造し鑞付。身部には龕形内に本生図、須弥壇部に如来坐像、四本柱上に鳥形(迦楼羅か)などを陽鋳で表す。 内面に「呉越國王/銭弘俶敬造/八萬四千寶/塔乙卯歳記」と銘を陰鋳する。一面の内側に「小」字を陽鋳する。
法量 総高 21cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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