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作品情報

ガンカシャジャズ 巌下煮茶図

台帳番号
A甲1624

長崎三大文人画家の一人、木下逸雲(一七九九?~一八六六)の最晩年の作。款記から、九十九里浜の大網元で画家でもあった斉藤巻石の邸宅で描かれたとわかる。自賛には、唐時代の霊一による「野泉煙火白雲間、坐飲香茶愛此山、崗下維舟不忍去、青谿流水暮潺々」(「与元居士青山潭飲茶」)という七絶が引用されている。涼炉で湯を沸かす野点の様子や遠景の帆船、爽やかな水の流れが添えられ、賛詩の内容を踏まえた描写となっている。

日本-江戸、19世紀

作品名・文化財の名称 巌下煮茶図
作品名・文化財の名称(フリガナ) ガンカシャジャズ
指定区分
作者名 木下逸雲(絶筆)
作者名(フリガナ) キノシタイツウン(ゼッピツ)
作品分類 絵画 (A) 近世絵画
日本
時代 江戸
世紀 19世紀
西暦 1866
員数 1幅
材質・技法 絹本淡彩
法量 縦 143.3cm 横 50.9cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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