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- 楼閣山水蒔絵水注
作品情報
ロウカクサンスイマキエスイチュウ 楼閣山水蒔絵水注
- 台帳番号
- H甲125
全3画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 楼閣山水蒔絵水注 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | ロウカクサンスイマキエスイチュウ |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 漆工 (H) |
国 | 日本 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 18世紀 |
西暦 | |
員数 | 1対 |
材質・技法 | 木製、円形で大きく膨らむ胴を持ち、細長い注ぎ口と把手をつけた仙盞 瓶一対。把手の下端は雲形に作る。口縁を印籠蓋造として蓋をする。総体黒漆地に金と青金の平蒔絵で、胴部の表裏に四弁稜花形の絵窓を設け、その内に楼閣山水図を表す。首には、菊の花弁を象った縁文様と唐草、蓋には菊花紋を表し、把手には花、注ぎ口には蝶を散らす。足部は唐草、蓋側面、注ぎ口外周には、鍵文様?の繋ぎ文を描く。マリー・アントワネット旧蔵のルーヴル蔵の仙盞瓶一対と同一規格。とくに注ぎ口付け根の唐草は、マリー・アントワネットの仙盞瓶の絵窓外の地文様と一致する。 |
法量 | 径 12.5cm 最大幅 20.5cm 高 27.2cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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イスラム圏で用いる磁器や金属製の香油入れを模した木製の水注。楼閣山水図は西洋人が思い描く東洋の風景であった。偶像を嫌うイスラム圏にも輸出できるように人物を描いていない。十八世紀のフランス王妃、マリー・アントワネット旧蔵の類品は、当時のパリで金工装飾を加えられ、現在、ルーヴル美術館に収蔵されている。
日本-江戸、18世紀