- TOP
- 丸に井桁紋螺鈿沈金箙
作品情報
マルニイゲタモンラデンチンキンエビラ 丸に井桁紋螺鈿沈金箙
- 台帳番号
- H甲116
全6画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 丸に井桁紋螺鈿沈金箙 |
---|---|
作品名・文化財の名称(フリガナ) | マルニイゲタモンラデンチンキンエビラ |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 漆工 (H) |
国 | 日本 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 18世紀 |
西暦 | |
員数 | 1腰 |
材質・技法 | 木製の箱形の方立(ほうだて)に鉄製端手(はたて)をとりつけ漆を塗った箙。方立の面は甲盛状に彫り出す。箱の開口部に竹製の桟を渡して筬(おさ)とする。要所に金銅製の紐金具を打つ。総体黒漆地とし、方立外面は鮑の薄貝による微塵蒔とし縁に薄貝による条線を巡らす。方立の面と脇坂の中央には同じく薄貝で丸に井桁紋を描く。底裏中央の 孔や左右面の紐通し孔の周囲にも薄貝による条線を巡らす。方立開口部の四周と前面の縁には沈金技法で七宝繋文を描き、開口部左右辺および前面の左右と下辺には絵窓に中に花唐草文、前面の上辺には絵窓の中地龍文を描く。 |
法量 | 縦 16.8cm 横 22.7cm 高 36.9cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
お探しの画像が、一括資料、連作の可能性がある場合、個別の作品名称で出ないことがあります。
台帳番号で改めて検索を行うと作品の全画像が出ます。
矢を腰に下げるための武具。一般的な家紋のため制作背景は未特定だが、東京国立博物館が所蔵する類品は、その家紋と銘文から島津藩の家老用に琉球で作られたと判る。本品は貝の厚さや直線的で素朴な形が古例と思わせる。縁取りに沈金技法で七宝繋文や龍文を添えている。
日本-江戸、18世紀