• TOP
  • 梅花図冊

作品情報

バイカズサツ 梅花図冊

台帳番号
A甲552

梅花を墨のみで写す墨梅図は中国において北宋末に勃興し、花光仲仁(かこうちゅうにん)・揚无咎(ようむきゅう)・王冕(おうべん)・劉世儒(りゅうせいじゅ)等、歴代、名手を輩出してきた。清の墨梅を代表する1人が李方膺(りほうよう、1696-1755)である。彼の墨梅は伝統を継承しながらも、型にとらわれない新鮮味がある。筆墨の技を単純明快に示し、図版のように短い1枝に濃墨・淡墨・飛白の3様を巧みにつなぎ合わせている。揚州府に属する通州(江蘇南通)の出身で、自由奔放な作風の故に揚州八怪(ようしゅうはっかい)の1人に数えられる。本図は、晩年、地方官を追われて困窮し、金陵(南京)項氏の花園を借りて住まった借園で造られている。絵事に専心し、画境の最も充実した時期の傑作である。

中国-清、18世紀

作品名・文化財の名称 梅花図冊
作品名・文化財の名称(フリガナ) バイカズサツ
指定区分
作者名 李方膺
作者名(フリガナ) リホウヨウ
作品分類 絵画 (A) 中国絵画 花鳥画
中国
時代
世紀 18世紀
西暦 1754
員数 1帖
材質・技法 紙本墨画
法量 縦 22.8cm 横 37cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
SNSでシェアする >
  • twitter
  • facebook
  • LINE

お探しの画像が、一括資料、連作の可能性がある場合、個別の作品名称で出ないことがあります。
台帳番号で改めて検索を行うと作品の全画像が出ます。

当館ウェブサイトでは、ウェブサイトの利便性向上のためにCookie(クッキー)を使用しています。Cookieの利用にご同意いただける場合は「同意する」ボタンを押してください。「拒否する」を選択された場合、必須Cookie以外は利用いたしません。必須Cookie等、詳細はサイトポリシー