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- 釈迦金棺出現図
作品情報
国宝
シャカキンカンシュツゲンズ 釈迦金棺出現図
- 台帳番号
- A甲373
全62画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 釈迦金棺出現図 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | シャカキンカンシュツゲンズ |
指定区分 | 国宝 |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 絵画(A) 仏画 顕教画 |
国 | 日本 |
時代 | 平安 後期 |
世紀 | 11世紀 |
西暦 | |
員数 | 1幅 |
材質・技法 | 絹本著色 |
法量 | 縦 160cm 横 229.5cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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「摩訶摩耶経(まかまやきょう)」によると、釈迦が入滅したことを聞いた仏母摩耶夫人は、忉利天(とうりてん)から、急いでその場にかけつけたが間に合わず、鉢と錫杖を抱いて泣き崩れた。そのとき釈迦は大神通力をもって棺の蓋を開け、身を起こして母のために無常の理を説き、ふたたび金棺のうちに身を沈めたという。この図は、孔雀の尾のように千百の光明を放って説法する釈迦と、それに対面する摩耶との劇的瞬間を描いたもの。画面いっばいに描き込まれた群衆が、この神変に目をみはり息を呑む光景を描いた壮大な仏画である。多彩な彩色や截金文様(きりかねもんよう)のほか、随所に墨線が躍動し、緊張感あふれる描写となっている。
日本-平安-後期、11世紀