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作品情報

重文

ホウギュウズ 放牛図

台帳番号
A甲363
放牛図 画像 画像を拡大する

写真番号:200804_AL_0017
カラー種別:カラー

広々とした湖の岸辺に立つささやかな家屋。傍らの柳は山から吹き寄せる涼風にそよぎ、近くでは家畜の牛がのんびりと草を喰んでいる。まことにのどやかな光景である。牛には平和の象徴としての意味合いもあるので、本図には平和への切なる願いが託されているとみることもできよう。 賛者の一人である南江宗げん(1387~1463)は河内や和泉を中心に活動した還俗僧で、大徳寺の一休宗純や本図にも着賛する江西龍派、心田清播ら建仁寺僧とも交流があった。また南江の賛の末尾には「文成外史牛図」とあって、本図は文成という禅僧(外史は禅僧の書記職のこと)によって描かれたことがわかる。文成については他の史料から長年南江に付き従った人物であったことが知られるが、その生没年など詳細については全く不明である。

日本-室町、15世紀

作品名・文化財の名称 放牛図
作品名・文化財の名称(フリガナ) ホウギュウズ
指定区分 重文
作者名 文成外史
作者名(フリガナ) ブンセイガイシ
作品分類 絵画 (A) 中世水墨画 山水画
日本
時代 室町
世紀 15世紀
西暦 1450
員数 1幅
材質・技法 紙本墨画淡彩
法量 縦 66.6cm 横 36.4cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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