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作品情報

国宝

ハクビョウエリョウシコンコウミョウキョウ カイダンサン(メナシキョウ) 白描絵料紙金光明経 巻第三(目無経)

台帳番号
A甲260

料紙の下絵に目鼻のない人物が描かれているところから、俗に目無経(めなしきょう)と呼ばれる。もと金光明経4巻・理趣経1巻からなっていたらしく、建久3年(1192)3月13日に後白河法皇が崩御されてからしばらくたった4月1日に、法皇の菩提を弔うため、法皇ゆかりのこの料紙を用いて、写経したものと思われる。料紙の下絵は、経文とはまったく無関係の源氏物語のような物語絵の未完成画で、吹抜屋台(ふきぬきやたい=屋台の様子を描くため、屋根をとりはらった家屋のことで、大和絵独特の表現法)を舞台に、淡墨線でのびやかに男女の姿を描いている。

日本-鎌倉、12世紀

作品名・文化財の名称 白描絵料紙金光明経 巻第三(目無経)
作品名・文化財の名称(フリガナ) ハクビョウエリョウシコンコウミョウキョウ カイダンサン(メナシキョウ)
指定区分 国宝
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 絵画 (A) 絵巻
日本
時代 鎌倉
世紀 12世紀
西暦 1192年頃
員数 1巻
材質・技法 紙本墨画
法量 縦 25cm 横 827cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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