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- 餓鬼草紙
作品情報
国宝
ガキゾウシ 餓鬼草紙
- 台帳番号
- A甲229
全31画像(1~3を表示)
| 作品名・文化財の名称 | 餓鬼草紙 |
|---|---|
| 作品名・文化財の名称(フリガナ) | ガキゾウシ |
| 指定区分 | 国宝 |
| 作者名 | |
| 作者名(フリガナ) | |
| 作品分類 | 絵画(A) 絵巻 |
| 国 | 日本 |
| 時代 | 平安 |
| 世紀 | 12世紀 |
| 西暦 | |
| 員数 | 1巻 |
| 材質・技法 | 紙本著色 |
| 法量 | 縦 26.8cm 全長 538.4cm |
| 賛者 | |
| 銘文/印章等 | |
| 寄贈者 |
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1巻の絵巻に収められている詞(ことば)・絵とも7段の餓鬼の物語のうちの1つで、墓に手向けられた水のしたたりをなめて、わずかに命を保つ食水餓鬼を描く。餓鬼は頚がとくに細く、手足もやせこけているのに、腹のみ肥大して、常に餓えに苦しむ様をあらわすが、この姿は人の目にはみえない。画面はこの悲惨な様子を柔軟な線と淡彩で軽快に描きだし、貴顕老若男女が雑踏する寺の門前の光景を添えて、さりげなく表現している。しかし、それは鎌倉時代の六道絵のどきつい表現にもまして、深刻な懺悔を迫るひとこまといえよう。平安時代後期に流行した一連の六道絵巻の1つである。
日本-平安~鎌倉、12世紀