作品情報

ガキョウ 瓦経

台帳番号
J甲328

瓦経は粘土板に法華経・般若心経などの経文を箆で書き写し素焼きにしたものである。経塚に納め、経典を遥かな未来に向けて保存するために作られたもので、紙に写されたお経よりは耐久性にすぐれている。
1枚の瓦経には表裏に各10行×17文字で丁寧にお経が書かれているが、経文全部を写すためには数十枚から数百枚の粘土板が必要であった。平安時代後期(11~12世紀)を中心に西日本の各地でつくられた。

日本-平安-後期、12世紀

作品名・文化財の名称 瓦経
作品名・文化財の名称(フリガナ) ガキョウ
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 考古(J) 瓦経
日本
時代 平安 後期
世紀 12世紀
西暦 1174
員数 17点
材質・技法 内訳) 1)法華経 3片 2)大日経 4片 3)蘇悉地経 3片 4)金剛界礼懺文 2片 5)般若心経 1片 6)悉雲瓦経 2片 7)願文 2片
法量
賛者
銘文/印章等
寄贈者 富岡益太郎
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