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- 松皮菱段小文様小袖 染分綸子地 絞り染・刺繡・摺箔
作品情報
重文
マツカワビシダンコモンヨウコソデ 松皮菱段小文様小袖 染分綸子地 絞り染・刺繡・摺箔
- 台帳番号
- I甲367
全2画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 松皮菱段小文様小袖 染分綸子地 絞り染・刺繡・摺箔 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | マツカワビシダンコモンヨウコソデ |
指定区分 | 重文 |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 染織 (I) 染織 |
国 | 日本 |
時代 | 江戸 |
世紀 | 17世紀 |
西暦 | |
員数 | 1領 |
材質・技法 | 染分綸子地。繍・箔・絞染。 |
法量 | 丈 139.5cm 裄 62.5cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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辻が花に類する紋染で松皮菱形の段替りを構成し、細やかな刺繍と摺箔でさらに段文様をあらわす。刺繍は桃山時代の気分の大きさを名残りとしつつ、小文様を集合させ割り付けるという、江戸時代的な様相をしめす。注目されるのは金の摺箔で、黒紅地の部分に、まさに「地無し小僧」とよばれるように、枝垂桜や霞、青海波などの細緻な小紋型が詰められている点である。金色が濃色に映えるのはいうまでもないが、桃山時代よりも一段と光沢は冴え、それは箔を定着する接着剤や金箔の質の変化を想像させる。
日本-江戸、17世紀