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作品情報

ユウゼンゾメキレホンチョウ 友禅染裂本帳

台帳番号
I甲104

友禅染のさまざまな技法を用いて染めあげた小裂をまとめ、アルバムのように貼り込んだ見本帳で、二冊から成る。明治時

代になると、化学染料を友禅染に応用する技術が発達した。明治八年(一八七五)には、京都の舎密局(せいみきょく:舎密と

は理化学の意味)が化学染料による染色実技を教える染殿を開いて講習を始め、その技術は急速に発達した。糸目糊と色挿

しによる従来の技法をふまえながらも、化学染料を用いての色挿しやぼかし、あるいは化学染料を米糊に混入した色糊による

写友禅など、さまざまな表現法が完成した。

日本-明治、19世紀

作品名・文化財の名称 友禅染裂本帳
作品名・文化財の名称(フリガナ) ユウゼンゾメキレホンチョウ
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 染織 (I) 染織
日本
時代 明治
世紀 19世紀
西暦
員数 2冊
材質・技法 図帖仕立 友禅染見本裂貼込 右54裂 左49裂
法量 36cm 横 42.6cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者 中野玉雲
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