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- 宝相華蒔絵螺鈿卓
作品情報
ホウソウゲマキエラデンジョク 宝相華蒔絵螺鈿卓
- 台帳番号
- H甲86
全2画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 宝相華蒔絵螺鈿卓 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | ホウソウゲマキエラデンジョク |
指定区分 | |
作者名 | 北村久一 |
作者名(フリガナ) | キタムラキュウイチ |
作品分類 | 漆工 (H) |
国 | 日本 |
時代 | 明治 |
世紀 | 20世紀 |
西暦 | 1911 |
員数 | 1基 |
材質・技法 | 長方形。隅入の天板に格狭間、鷺脚を付した卓。総体梨地にし、螺鈿で宝相華文を意匠する。隅金具は金銅製。 |
法量 | 縦 36cm 横 76cm 高 37.5cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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古代の仏具や正倉院宝物を模したような奈良地方の漆器を「奈良漆器」と呼ぶ。古くから継承されてきたやに聞こえるが、京都と違い、奈良には近世を通じて産業としての漆器製産は根付いていなかった。「奈良漆器」の発生は明治時代の博覧会ブームに起因する。その立役者が吉田立斎(一八六七~一九三五)であり、北村久斎(一八七五~一九五七)はその弟である。本名は久吉。北村は母方の姓で、久一は若い時分の雅号である。伝統的な器形、文様、技法を強く意識して制作された本品は、逆に極めて近代的な存在となっていると言える。
日本-明治、20世紀