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- 住吉蒔絵硯箱
作品情報
スミヨシマキエスズリバコ 住吉蒔絵硯箱
- 台帳番号
- H甲43
全14画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 住吉蒔絵硯箱 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | スミヨシマキエスズリバコ |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 漆工 (H) |
国 | 日本 |
時代 | 室町 |
世紀 | 15世紀 |
西暦 | |
員数 | 1合 |
材質・技法 | 方形、唐戸面取、被蓋造の硯箱。総体黒漆塗。梨地。蓋表・蓋裏・見込にかけて住吉社頭の景を蒔絵する。 |
法量 | 縦 22.2cm 横 20.7cm 高 4.1cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 | 奥村重兵衛 |
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典型的な室町時代の硯箱。方形面取の被せ蓋造で、蓋表は月夜の松原、波に岸辺に建つ殿舎、蓋裏には中景に住吉社頭と反橋、遠景に淡路島、近景に松原の塩釜を配す。またこれらの景に「すみよし」「松 とし なく」の文字を樹間などに散らしている。
「住吉の松の木まより見渡せば、月落ちかかる淡路島やま」(『従三位頼政卿集』)を意匠したものであろう。
このように古典文学の1場面、詩歌を意匠した硯箱は中世蒔絵の1つの特徴である。また蒔絵技法も最も手のこんだ時期の作品といえる。
日本-室町、15世紀