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- 塩山蒔絵硯箱
作品情報
重文
シオヤママキエスズリバコ 塩山蒔絵硯箱
- 台帳番号
- H甲24
全9画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 塩山蒔絵硯箱 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | シオヤママキエスズリバコ |
指定区分 | 重文 |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 漆工 (H) |
国 | 日本 |
時代 | 室町 |
世紀 | 15世紀 |
西暦 | |
員数 | 1合 |
材質・技法 | http://www.kyohaku.go.jp/gakuso/gakuso01/gs1jj.htm |
法量 | 縦 25.7cm 横 23.8cm 高 4.8cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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古今和歌集所収「塩の山さしでの磯にすむ千鳥、君が御世をば八千代とぞなく」を意匠した硯箱。蓋の表裏から側面にかけて濃梨地の上に金銀の千鳥、錆上げ高蒔絵の岩、沃懸地に金の切金を散らした土坡、研出蒔絵で表わした波など、多彩な蒔絵技法を駆使して磯にあそぶ千鳥を表している。また図中に「志本能山散新亭(しほのやまさしで)」「君加見代遠盤(きみがみよをば)」「八千世登曽(やちよとぞ)の文字が芦手風に散らされている。文様全体は大和絵風だが、岩石の所々に漢画的表現がみられる。技法・文様からみて室町時代の漆芸の典型例の一つとされる。なお、見込みの波文蒔絵、硯、筆架は後補と考えられている。
日本-室町、15世紀