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- 秋草蒔絵硯箱
作品情報
アキクサマキエスズリバコ 秋草蒔絵硯箱
- 台帳番号
- H甲22
全3画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 秋草蒔絵硯箱 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | アキクサマキエスズリバコ |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 漆工 (H) |
国 | 日本 |
時代 | 江戸 初期 |
世紀 | 17世紀 |
西暦 | |
員数 | 1合 |
材質・技法 | |
法量 | 縦 24.8cm 横 23.1cm 高 4.5cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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方形、隅丸、やや甲盛のある被せ蓋造の硯箱。塵居(ちりい)を設け、錫縁を廻らした格調のある構造をもつ。意匠は総体に秋草(萩・薄)を基調としている。すなわち、蓋表は水辺の土坡に萩と薄、中空に下弦の月を表わし、蓋裏には露をふくんだ萩と薄を、見込にも同意匠を普段は見られない硯の下までほどこす。また、金銅製円形水滴にも萩・薄を刻している。この硯箱は古来、「宮城野の露吹き結ぶ風のおとに、小萩がもとを思ひこそやれ」(『源氏物語』桐壺)を意匠したものと伝えられている。技法はほとんど金平蒔絵を全面に用い、月・露を銀板をもって表わしている。
日本-江戸-初期、17世紀