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- 青花野草文壺(秋草手)
作品情報
セイカヤソウモンツボ(アキクサデ) 青花野草文壺(秋草手)
- 台帳番号
- G甲396
全3画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 青花野草文壺(秋草手) |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | セイカヤソウモンツボ(アキクサデ) |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 陶磁 (G) 朝鮮陶磁 |
国 | 朝鮮 |
時代 | 李氏朝鮮 |
世紀 | |
西暦 | |
員数 | 1個 |
材質・技法 | 磁製短頸壺形 |
法量 | 高 27.5cm 底径 14.5cm 口径 13.3cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 | 笠川正誠 |
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背の高い短頸壺で、胴の3方に撫子、蘭、雛菊の野草文を呉須(青料)を用いて描いている。日本で「秋草手」と呼ばれる李朝中期を代表する意匠の作品で、こうした壺の他、角鉢、角皿、筆筒、徳利などにも同意匠の文様が用いられている。器形は轆轤成形と削り調整でわずかに腰をしぼった形に作り、にごりのある黒めの呉須で絵付し、白濁気味の上釉を施している。底は耐火度砂床で焼造した砂高台である。余白をたっぷりととった絵付けは一種独特の寂しさをたたえている。製作地は李朝中期に優品の多くを焼造した京畿道広州郡南終面金沙里の官窯の作品と考えられている。日本に伝わる「秋草手」の壺のなかでも代表的な作例の1つであろう。
朝鮮-李朝