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- 灰釉水注 瀬戸
作品情報
カイユウスイチュウ セト 灰釉水注 瀬戸
- 台帳番号
- G甲293
全3画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 灰釉水注 瀬戸 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | カイユウスイチュウ セト |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 陶磁 (G) 日本陶磁 |
国 | 日本 |
時代 | 鎌倉 |
世紀 | 13世紀 |
西暦 | |
員数 | 1個 |
材質・技法 | 陶製瓶子形水注 |
法量 | 高 19.8cm 底径 8.5cm 口径 4.8cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 | 伊達静 |
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口頸部をやや長めにした梅瓶形の瓶に、口縁部から肩に把手をつけ、短い注口をつけた典型的な古瀬戸の水注である。瀬戸地方では13世紀以降、猿投古窯以来の灰釉陶器の技法を継承し、中国陶磁の倣製作品が数多く作られた。梅瓶形の瓶子、酒会壺風な広口短頸壺や水注、合子、香炉、花瓶などがその例である。水注も胴の張った中国陶磁に手本を求め、灰釉や褐釉をほどこしたものが13~14世紀盛んに製作された。この水注はこれらの作品とはやや趣を異にし、梅瓶に近い器胎をそなえている。胴には数条の刻線を施し、他は素文で、全体に美しい朽葉色の古瀬戸釉を施している。比較的遺例のとぼしい作品で、裏面は釉薬が欠落している。
日本-鎌倉、13世紀