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作品情報

カイユウスイチュウ セト 灰釉水注 瀬戸

台帳番号
G甲293
灰釉水注 瀬戸 画像 画像を拡大する

写真番号:190208_GL_0009
カラー種別:カラー

口頸部をやや長めにした梅瓶形の瓶に、口縁部から肩に把手をつけ、短い注口をつけた典型的な古瀬戸の水注である。瀬戸地方では13世紀以降、猿投古窯以来の灰釉陶器の技法を継承し、中国陶磁の倣製作品が数多く作られた。梅瓶形の瓶子、酒会壺風な広口短頸壺や水注、合子、香炉、花瓶などがその例である。水注も胴の張った中国陶磁に手本を求め、灰釉や褐釉をほどこしたものが13~14世紀盛んに製作された。この水注はこれらの作品とはやや趣を異にし、梅瓶に近い器胎をそなえている。胴には数条の刻線を施し、他は素文で、全体に美しい朽葉色の古瀬戸釉を施している。比較的遺例のとぼしい作品で、裏面は釉薬が欠落している。

日本-鎌倉、13世紀

作品名・文化財の名称 灰釉水注 瀬戸
作品名・文化財の名称(フリガナ) カイユウスイチュウ セト
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 陶磁 (G) 日本陶磁
日本
時代 鎌倉
世紀 13世紀
西暦
員数 1個
材質・技法 陶製瓶子形水注
法量 高 19.8cm 底径 8.5cm 口径 4.8cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者 伊達静
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