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作品情報

カサイフジョヨウ 加彩婦女俑

台帳番号
G甲260
加彩婦女俑 画像 画像を拡大する

写真番号:186-4227-1
カラー種別:カラー

最も代表的な唐時代加彩美人立俑である。豊満な躰躯に高く結いあげた髷、下ぶくれの顔など、唐時代の樹下美人図にも通じ、腕に抱いた可愛いらしい狆(ちん)も、一層この作品を魅力のあるものにしている。赤褐色の胎土を用いて躰躯を作り、白土を化粧掛けし、さらにその上に赤、黄、緑、青、黒などで加彩をほどこしていたらしい。唇や頬には朱が残り、衣服の一部にわずかながら加彩のあとをとどめ、髷には髪飾りをさしていた切り込みのあとを残している。なお西安小土門村朱庭き、天和3年(808)墓から同種の髪形の胸像が出土している。彫塑的にもすぐれた世界的な名品の1つに数えられる作品であろう。

中国-唐、8世紀

作品名・文化財の名称 加彩婦女俑
作品名・文化財の名称(フリガナ) カサイフジョヨウ
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 陶磁 (G) 中国陶磁
中国
時代
世紀 8世紀
西暦
員数 1躯
材質・技法 陶製加彩
法量 高 49.2cm 底径 18cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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