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- 太刀 銘備前国住雲次/建武乙亥二年十一月
作品情報
重文
タチ メイビゼンノクニジュウウンジ/ケンムキノトイニネンジュウイチガツ 太刀 銘備前国住雲次/建武乙亥二年十一月
- 台帳番号
- E甲209
全4画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 太刀 銘備前国住雲次/建武乙亥二年十一月 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | タチ メイビゼンノクニジュウウンジ/ケンムキノトイニネンジュウイチガツ |
指定区分 | 重文 |
作者名 | 備前国住雲次 |
作者名(フリガナ) | ビゼンノクニジュウウンジ |
作品分類 | 金工 (E) 刀剣 |
国 | 日本 |
時代 | 南北朝 |
世紀 | 14世紀 |
西暦 | 1335 |
員数 | 1口 |
材質・技法 | 鎬造、庵棟、鍛は小板目、刃文中直刃調に浅く湾れる |
法量 | 刃長 71.5cm 反り 1.5cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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鎌倉時代末に、備前国宇甘荘(うかんのしょう、現岡山県のほぼ中央)で、長船(おさふね)派などと作風を異にする雲生(うんしょう)が現れ、これを宇甘派と称する。雲次(うんじ)は雲生の子。
細身で、反りの中心が中寄りにあり、刃文を小のたれの交じる中直刃(ちゅうすぐは)
とするなど、京都物を思わせる宇甘派の特徴をよく示す。一派が京都でも作刀したという説はここから来ている。雲次の長銘はひじょうに少なく、建武年紀のこの太刀は宇甘派の活動期を知る上で、きわめて貴重である。
日本-南北朝、14世紀