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作品情報

重文

ボタンヅクリカイラギザメサヤコシガタナコシラエ 牡丹造梅花皮鮫鞘腰刀拵

台帳番号
E甲182
牡丹造梅花皮鮫鞘腰刀拵 画像 画像を拡大する

写真番号:210813_EL_0039
カラー種別:カラー

把は鍍銀磨地の板金で包み、そこへ金銅枝牡丹を透彫りにした筒金をはめている。鞘は梅花皮鮫(かいらぎざめ)を着せ、上から黒漆を塗って研出す。金具のうち口金・折金・裏瓦は鍍金磨地、栗形は鍍金山道彫り、鐺(こじり)は魚子地(ななこじ)に牡丹文を高彫りであらわして鍍金を施している。腰刀は腰に差すところからこの名称がつけられ、ふつう鐔をつけない合口の形式をとり、長さも35センチから55センチまでの短いものである。鞘を包む鮫皮は、南支那海あたりに産するエイの一種の皮で、表面を研出すと梅花文様になる梅花皮鮫がもっとも珍重された。現存するこの種の遺品は少なく、類例として春日大社に見られるだけである。この腰刀は華麗で製作もすぐれ、かつ完存であり、南北朝時代の合口式のものとして資料的価値も高い。

日本-南北朝、14世紀

作品名・文化財の名称 牡丹造梅花皮鮫鞘腰刀拵
作品名・文化財の名称(フリガナ) ボタンヅクリカイラギザメサヤコシガタナコシラエ
指定区分 重文
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 金工 (E) 刀剣
日本
時代 南北朝
世紀 14世紀
西暦
員数 1口
材質・技法 把 銅製鍍銀の薄板包み、牡丹文透彫、銅製 鍍金の筒金入れる。 鞘 梅花皮鮫包み、黒漆塗り表面研出す。
法量 総長 55cm 把長 9cm 鞘長 46cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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