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作品情報

テツユキノシタドウ 鉄雪下胴

台帳番号
E甲31
鉄雪下胴 画像 画像を拡大する

写真番号:609-15422-1
カラー種別:カラー

「雪下胴」は、鎌倉・雪下在住の具足鍛冶が制作した胴の呼称で、鉄板五枚を組合せて、隙間なく体を包む形式。板はすべて蝶番(ちょうづがい)付けとし、これを分解して収納できるところから「解胴(ほどきどう)」などとも呼ばれた。
これは、草摺(くさずり)や篭手(こて)などをすべて欠失、胴部のみが残る。胴正面裏に「雪下久家作 慶長八年(一六〇三)六月吉日」と刻銘がある。久家は天正二年(一五七四)から作例が知られ、慶長年間には伊達政宗の招請で仙台へ移った。江戸時代には、このほか土佐(高知)山内家、肥前(佐賀)鍋島家などでも愛好され、遺品が知られている。

日本-桃山、17世紀

作品名・文化財の名称 鉄雪下胴
作品名・文化財の名称(フリガナ) テツユキノシタドウ
指定区分
作者名 雪下久家
作者名(フリガナ) ユキノシタヒサイエ
作品分類 金工 (E) 甲冑
日本
時代 桃山
世紀 17世紀
西暦
員数 1領
材質・技法 鉄五枚銅、黒漆塗
法量 胴高 34cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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