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- 木造愛染明王坐像
作品情報
モクゾウアイゼンミョウオウザゾウ 木造愛染明王坐像
- 台帳番号
- C甲6
全1画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 木造愛染明王坐像 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | モクゾウアイゼンミョウオウザゾウ |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 彫刻 (C) |
国 | 日本 |
時代 | 平安 後期 |
世紀 | |
西暦 | |
員数 | 1躯 |
材質・技法 | 木造 |
法量 | 像高 56.7cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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愛染明王は愛欲を悟りの心へと変える明王で、身体は愛欲を表わす赤い色をして頭には獅子冠をかぶり、三目六臂に作られることが多い。密教が鎮護国家から個人的なものへと性格を変えていく平安時代後期に、朝廷や貴族たちのあいだで愛染明王への信仰は高まり、とくに十一世紀末からの院政期以降に流行した。ただし、平安時代の愛染明王の造像例は記録上多くみられるものの、現存する作品は少ない。本像は、怒りの表情を表わしながらも穏やかな作風を示すことから十二世紀後半の製作とみられ、平安時代末期までさかのぼる貴重な遺例のひとつである。
日本-平安-後期