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作品情報
モクチョウコウキ 木彫交椅
- 台帳番号
- H甲254
全6画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 木彫交椅 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | モクチョウコウキ |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 漆工 (H) |
国 | |
時代 | |
世紀 | |
西暦 | |
員数 | 1基 |
材質・技法 | 樫材を彫刻してニスを塗り、座面にベルベットを張った折りたたみ式の椅子。館蔵の蒔絵螺鈿の交椅(H甲136)と似た形である。1640年前後のオランダでインドや東南アジアの黒檀製家具を模して作られたと考えられる。教会にまだ常設のベンチがなかったころ、富裕者が使用人にこうした椅子を持たせて参集したようすが絵画資料に残る。本品の背もたれには、挽物製の壺形のパーツを囲むアーチの連続文の上に、前面では頭蓋骨を両脇から挟む2名の天使、背面では3輪の菊のような花をつけた枝、脚部には海獣や唐草などが彫り出され、魚々子地のようなドットが彫られている。オランダ家具の研究者によれば、やや拙い彫刻は、アジアの彫刻を模して17世紀のオランダで作られた木彫家具に共通する表現で、頭蓋骨の図は珍しいとのこと。 |
法量 | 幅 36.5cm 奥行 45.2cm 高 73.8cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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