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作品情報

カマクラボリマルボン 鎌倉彫円盆

台帳番号
H乙104

金属製の砂張盆を写した木製の菓子器。盆の見込みに放射状に短い線を彫り重ね、全体に黒塗を塗った上から生漆と茶みのある漆を重ねている。木に文様を彫刻して漆を塗る技法は鎌倉彫といわれ、鎌倉仏師にその起源があるという。本品に添えられた解説書によれば、北条氏の滅亡後、長らく絶えていたその技法を、明治初年の内国勧業博覧会で披露して再興したのが、仏師の末裔で本品の作者、三橋永斎だという。朱漆を用いる一般的な鎌倉彫に比べて、砂張を写した本品はかなりの渋好みである。

日本-明治、20世紀

作品名・文化財の名称 鎌倉彫円盆
作品名・文化財の名称(フリガナ) カマクラボリマルボン
指定区分
作者名 三橋永斎(初代鎌山)
作者名(フリガナ) ミツハシエイサイ(ショダイケンザン)
作品分類 漆工 (H)
日本
時代 明治
世紀 20世紀
西暦 1912年頃
員数 1枚
材質・技法
法量
賛者
銘文/印章等
寄贈者 廣海春木
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