• TOP
  • 刀 無銘(名物島津正宗)

作品情報

カタナ ムメイ(メイブツシマヅマサムネ) 刀 無銘(名物島津正宗)

台帳番号
E甲344

幕末よりおよそ一五〇年の間その所在が不明だった幻の正宗。『享保名物帳(きょうほうめいぶつちょう)』に先立って編纂された『継平押形(つぐひらおしがた)』に島津正宗の全体図と刃文が所載されている。本品の刃文とこの押形集に採拓された刃文は、帽子の形状と、物打(ものうち)下の二ヶ所でほつれて食違い、二重刃状に交差する匂口の形状が完全に一致する。刀剣の刃文には一つとして同じ物は無いため、この一致をもって本品は名物帳に「島津正宗 磨上長二尺二寸七分 代金二百枚」と記載された名物刀剣であると考えられる。戦後まで近衛家に伝来し、その後寄贈者である奥田氏に譲られた。

日本-鎌倉~南北朝、14世紀

作品名・文化財の名称 刀 無銘(名物島津正宗)
作品名・文化財の名称(フリガナ) カタナ ムメイ(メイブツシマヅマサムネ)
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 金工 (E) 刀剣
日本
時代 鎌倉
世紀 14世紀
西暦
員数 1口
材質・技法
法量
賛者
銘文/印章等
寄贈者
SNSでシェアする >
  • twitter
  • facebook
  • LINE

お探しの画像が、一括資料、連作の可能性がある場合、個別の作品名称で出ないことがあります。
台帳番号で改めて検索を行うと作品の全画像が出ます。

当館ウェブサイトでは、ウェブサイトの利便性向上のためにCookie(クッキー)を使用しています。Cookieの利用にご同意いただける場合は「同意する」ボタンを押してください。「拒否する」を選択された場合、必須Cookie以外は利用いたしません。必須Cookie等、詳細はサイトポリシー