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作品情報

ザツガシュウキン 雑画集錦

台帳番号
A甲1549

いずれも中国江南の出身で、斉白石(せいはくせき)と同様、北京に出て活躍した画家たちの墨技を示す小品。
王雲(1888~1934)字は夢白(ぼうはく)。江西豊城の人。若くして上海で商人として働いていたが、やがてこれを捨て、黄山寿(こうさんじゅ)・任伯年(じんぱくねん)・呉昌碩(ごしょうせき)らの画家に学んで画技を磨き、後、北京に出て、同郷の陳衡恪(ちんこうかく)を頼った。罵が三絶のひとつともいわれた王雲は、傲慢奇矯な性格で知られ、いなかなまりの声色をまねて白石を嘲ったこともあったが、画技においては触発しあい、しばしば合作している。
蕭そん(しょうそん 1883~1944)字は謙中、安徽懐寧の人。38歳になって北京にいたり、展覧会で、石濤(せきとう)・梅清(ばいせい)・きょう賢(きょうけん)らの絵を見て、悟るところがあり、旧習を捨て自ら新風を創始した。1920年に金城(きんじょう)らが組織した中国画学研究会に加入し、北京芸術専門学校の国画教授を務めた。
陳年(ちんねん 1877~1970) 字は半丁、浙江紹興の人。若くして上海に出て、呉昌碩(ごしょうせき)に知られ、その入室の弟子となった。光緒三二年(1906)、北京に上り、以後この地に定住して、画名を高めた。国立北平芸術専科学校中国画教授、北京中国画院副院長等を務め、陳衡恪(ちんこうかく)や斉白石(せいはくせき)とも親交があった。

中国-近代、20世紀

作品名・文化財の名称 雑画集錦
作品名・文化財の名称(フリガナ) ザツガシュウキン
指定区分
作者名 王雲・蕭愻・陳年
作者名(フリガナ) オウウン・ショウソン・チンネン
作品分類 絵画 (A) 中国絵画
中国
時代 近代
世紀 20世紀
西暦
員数 6枚
材質・技法
法量
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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