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作品情報

シダレザクラギオンカミマキエケンダイ 枝垂桜祇園守蒔絵見台

台帳番号
H甲121
枝垂桜祇園守蒔絵見台 画像 画像を拡大する

写真番号:712-17906-1
カラー種別:カラー

江戸時代の武家にとっては、婚礼も重要な政治活動であった。婚礼調度は、婚儀のおりに財力、政治力、文化水準を演出する大切な道具であり、豪華な蒔絵で飾り、家紋を散らすのが常であった。この見台も婚礼調度の形式に則っている。大名家の道具にふさわしい総梨地(そうなしじ)の背景に、水辺に咲く枝垂れ桜が、金銀の蒔絵で描かれている。家紋はくずし祇園守紋と呼ばれるもので、池田家にゆかりの道具と考えられている。

日本-江戸

作品名・文化財の名称 枝垂桜祇園守蒔絵見台
作品名・文化財の名称(フリガナ) シダレザクラギオンカミマキエケンダイ
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 漆工 (H)
日本
時代 江戸
世紀
西暦
員数 1基
材質・技法 木製、指物製の書見台。四隅に足をつけた一段の引出しの鞘を基台とし、その天板中央に角柱を立て、柱の上端に斜面台を取り付ける。斜面台は背面中央に縦向きに取り付けた持送りに柱の上端を差し込む。総体梨地。引出し前面から鞘外面、鞘天板表、柱各面、持送り分、斜面台表裏に、土坡にのびる枝垂桜と流水、岩、下草類などを、金高蒔絵、金銀薄肉高蒔絵、金銀青金平蒔絵、金銀金貝、金銀切金、金付描、描割の諸技法で描く。余白には祇園守紋を散らす。基台部天板縁の面取部、引出口縁、斜面台木口部などは金地。引出しの左右外側面、背面、内部、底裏と基台部底裏ならびに足部疎らな梨地。鞘内部は黒漆塗。柱上下端の飾金具は金銅製魚々子地に祇園守紋と唐草を浮き彫りにする。引出し把手も同紋形の鐶座。
法量 最大幅 42.6cm 奥行 30.3cm 高 63cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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