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作品情報

重文

コウフクジマンダラズ 興福寺曼荼羅図

台帳番号
A甲129

春日大社と興福寺を1画面に描く春日社寺曼荼羅であるが、これほど興福寺伽藍の比重が大きい例は珍しい。諸尊は金箔を置いた上に墨線でかたどるいわゆる皆金色(かいこんじき)像で、適宜明るい彩色を加える。細密画的描写ながら荘厳(しょうごん)を尽くした豪奢な作風である。仏像群の状態は、治承4年(1180)の炎上以前を表わしているが、様式の上からは鎌倉初期の制作と思われる。あるいは伽藍記録の意図が込められていたのかもしれない。現存最古の垂迹画(すいじゃくが)としても貴重な遺例である。

日本-鎌倉、12世紀〜13世紀

作品名・文化財の名称 興福寺曼荼羅図
作品名・文化財の名称(フリガナ) コウフクジマンダラズ
指定区分 重文
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 絵画 (A) 仏画 垂迹画
日本
時代 鎌倉
世紀 12世紀~13世紀
西暦
員数 1幅
材質・技法 絹本著色
法量 縦 96.8cm 横 38.8cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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