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作品情報

重文

ハナダイトオドシドウマル カブト・オオソデツキ ツケタリハタ1リュウ 縹糸威胴丸 兜・大袖付 附旗一旒

台帳番号
E甲286

胴丸は、右脇に引合せを設け草摺(くさずり)を七~八間として徒歩しやすくした甲冑で、遺品は南北朝以降に多い。
本品は黒漆を塗った革と鉄小札(こざね)を一枚交ぜに組んで、これを縹糸(はなだいと)で威(おど)す。縹糸は露草の花で染めたもの。
兜は阿古陀形(あこだなり;阿古陀瓜に似た形の意)で、三十八間の筋と腰巻の囲垣(いがき)に鍍金の覆輪(ふくりん)をかけている。
兜・大袖の完備した胴丸として貴重で、金具も赤銅(しゃくどう)に透彫(すかしぼり)・魚々子(ななこ)、高彫(たかぼり)・色絵(いろえ)を施す古例である。
「集古十種」甲冑部に収載され、近年まで那須家に伝来したもの。

日本-室町、15世紀

作品名・文化財の名称 縹糸威胴丸 兜・大袖付 附旗一旒
作品名・文化財の名称(フリガナ) ハナダイトオドシドウマル カブト・オオソデツキ ツケタリハタ1リュウ
指定区分 重文
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 金工 (E) 甲冑
日本
時代 室町
世紀 15世紀
西暦
員数 1領
材質・技法
法量 胴高 29cm 14cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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