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- 宝珠文様金襴
作品情報
ホウジュモンヨウキンラン 宝珠文様金襴
- 台帳番号
- I甲771
全2画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 宝珠文様金襴 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | ホウジュモンヨウキンラン |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 染織 (I) 染織 |
国 | 中国 |
時代 | 元 |
世紀 | 13世紀 |
西暦 | |
員数 | 1裂 |
材質・技法 | 蓮華のような花を収めた宝珠形が互の目に飛ぶ文様を、ガット平金糸を用いて縫取織で織り出した地絡金襴。褪色が進んでいるものの、本来は経緯とも鮮やかな赤と考えられる。地組織は平織で、絵緯糸として金糸を織り入れ、地経糸によって綾組織で押さえる。 最初期の金襴(織金)は遊牧民族である遼あるいは金の時代に織り始められたと考えられており、いずれも動物や植物を収めた宝珠形のモチーフを互の目に配した文様構成をとる。作例としては名物裂の興福寺銀襴(東京国立博物館蔵)をはじめ、アメリカ・フランス・中国の美術館に所蔵される中国の裂に類例が見いだされる。この金襴も宝珠形を互の目に配するが、初期の作例とは異なり、金糸を織り入れる際に地緯糸を間引いておらず、宝珠の中の花も様式化が進んでいることから、やや時代の下った元時代の作例であろう。 |
法量 | 長 76cm 幅 30cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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