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作品情報

重文

ベニジユキモチタチバナモンヨウカラオリコソデ 紅地雪持ち橘文様唐織小袖

台帳番号
I甲730
紅地雪持ち橘文様唐織小袖 画像 画像を拡大する

写真番号:190403_IL_0018
カラー種別:カラー

雪持ちの橘と菱形の花を組み合わせた、縦横約20cmの正方形の文様を一単位とし、これを裂幅にふたつ並べ、上下で文様パターンを反転させながら織り上げた唐織が用いられている。唐織とは、綾地に多色の絵緯糸を浮かせて文様をあらわした一種の浮織物で、織物でありながら、あたかも刺繍のような質感がある。このように小さな文様単位を巧みに繰り返す唐織の構成や、身幅が広く袖幅が狭い小袖の形状は、いずれも桃山時代の特色を示す。桃山時代の唐織小袖の多くは能装束として伝えられたが、肖像画などの画中資料からは、高位の武家女性が、正装の際の表着として着用したことが判明する。

日本-桃山、16世紀

作品名・文化財の名称 紅地雪持ち橘文様唐織小袖
作品名・文化財の名称(フリガナ) ベニジユキモチタチバナモンヨウカラオリコソデ
指定区分 重文
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 染織 (I) 染織
日本
時代 桃山
世紀 16世紀
西暦
員数 1領
材質・技法 絹(唐織)
法量 丈 144cm 裄 61.5cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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