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作品情報

ボタンカラクサマキエフセゴ 牡丹唐草蒔絵伏籠

台帳番号
H甲92-32
牡丹唐草蒔絵伏籠 画像 画像を拡大する

写真番号:365-9060
カラー種別:カラー

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伏籠は、衣服に香を薫きしめるための調度である。中に阿古陀形の香炉を置くのが一般的
で、香炉で薫いた香りを、籠の上に被せた着物に巡らせる。髪や着物に香を薫きしめる習
慣は、平安時代の貴族の生活には欠かせない身だしなみであった。伏籠はその後、雅びな
生活を象徴する調度として、近世の大名婚礼調度にも採用された。本作品のような蝶番を
つけた立方体の組み立て式は、近世以降の形である。本作品は、詰梨地に金銀の薄肉高蒔
絵の技法により、牡丹唐草文を表し、菊花紋、桐紋、竹輪に九枚笹に対い雀紋を散らして
いる。蝶番や枠の四方の飾り金具にも同じ文様が施され、華やかな仕上りを見せている。
金網は銀製。なお、黒塗りの枠と飾り金具のいくつかは後の補修である。

日本-江戸-中期、17世紀

作品名・文化財の名称 牡丹唐草蒔絵伏籠
作品名・文化財の名称(フリガナ) ボタンカラクサマキエフセゴ
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 漆工 (H)
日本
時代 江戸 中期
世紀 17世紀
西暦
員数 1基
材質・技法
法量 縦 46.7cm 横 46.7cm 高 46.7cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者 田村伎都子
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