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- 瑞花鴛鴦五花鏡
作品情報
ズイカエンオウゴカキョウ 瑞花鴛鴦五花鏡
- 台帳番号
- E甲227
全1画像(1~3を表示)
作品名・文化財の名称 | 瑞花鴛鴦五花鏡 |
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作品名・文化財の名称(フリガナ) | ズイカエンオウゴカキョウ |
指定区分 | |
作者名 | |
作者名(フリガナ) | |
作品分類 | 金工 (E) 鏡 |
国 | 日本 |
時代 | 平安 後期 |
世紀 | |
西暦 | |
員数 | 1面 |
材質・技法 | 銅は黒褐色を呈する。鏡面に鍍錫。円錐形の菊座鈕。鋳造時、鈕孔を開けるための軸を鋳型に据えたハバキの痕跡が鈕座に浅く残る。周縁は直立細縁。冠羽をもつ明確な鴛鴦を主文様とする。 |
法量 | 径 10.8cm 縁高 1cm 縁幅 0.1cm |
賛者 | |
銘文/印章等 | |
寄贈者 |
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鴛鴦文を鳳凰文崩れとする向きもあるが、宝相華蒔絵宝珠箱(十世紀 仁和寺蔵)など平安後半期の漆工品に鳳凰と鴛鴦が同時に描かれる例があり、鏡の鴛鴦は新たに加わった鳥文とも思われる。E甲17-19など十二世紀代の崩れた鳳凰文は、鋳鏡工人が両者を区別できず生じた現象か。なお茎を左方に流す瑞花文は、八稜鏡の早い段階から存在するが、本鏡は繁縟さが増している。鴛鴦鏡の基準作例に永久五年(1117)銘奥書紙本経と伴出した神戸市石峯寺経塚の瑞花鴛鴦八稜鏡(森田稔1991)があり、本鏡も相い前後する時期の製作か。
日本-平安-後期