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作品情報

オリベオウギガタフタモノ 織部扇形蓋物

台帳番号
G甲469
織部扇形蓋物 画像 画像を拡大する

写真番号:820-20589-1
カラー種別:カラー

織部は志野とともに桃山を代表する焼物である。志野が美濃で天正・文禄ごろに優れた製品を焼造したのに対して、織部は慶長・元和ごろにつくられた。この扇形の蓋物は織部の典型的な作品の1つである。ふた表に箆(へら)目で扇の骨と地紙を表わし、骨の中央に力強い根竹のつまみを張り付け、身にも箆彫りの扇骨を表わしている。蓋には3方に、身には2方に織部独得の美しい緑釉をほどこし、白地の部分には、石畳や縞、網、梅唐草、連珠文風なものなどを組み合わせて銹(さび)絵で描いている。桃山時代に作られた本格的な食器の1つであり、時代の好みを端的に示した作品である。底は1部が露胎であり、3方にちいさな脚を貼り付けている。

日本-桃山、17世紀

作品名・文化財の名称 織部扇形蓋物
作品名・文化財の名称(フリガナ) オリベオウギガタフタモノ
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 陶磁 (G) 日本陶磁
日本
時代 桃山
世紀 17世紀
西暦
員数 1合
材質・技法 陶製扇面形。三脚付。竹鈕蓋物。身は型打成形。蓋は彫りを主体とする。緑釉銹絵を併用。
法量 総高 11.3cm 29.7cm 24.8cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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