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- 萩薄双鳥鏡
作品情報
ハギススキソウチョウキョウ 萩薄双鳥鏡
- 台帳番号
- E甲224
全2画像(1~3を表示)
| 作品名・文化財の名称 | 萩薄双鳥鏡 |
|---|---|
| 作品名・文化財の名称(フリガナ) | ハギススキソウチョウキョウ |
| 指定区分 | |
| 作者名 | |
| 作者名(フリガナ) | |
| 作品分類 | 金工(E) 鏡 |
| 国 | 日本 |
| 時代 | 平安 後期 |
| 世紀 | |
| 西暦 | |
| 員数 | 1面 |
| 材質・技法 | 銅、鋳造。素鈕、断面三角形に近い蒲鉾縁。萩・薄が左方になびき、上方に尾表現のしっかりとした小鳥が2羽飛翔する。 |
| 法量 | 径 10.2cm 縁高 0.2cm |
| 賛者 | |
| 銘文/印章等 | |
| 寄贈者 |
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緑褐色。細長形の素鈕に、無界圏、断面三角形の周縁をもつ宋鏡式和鏡の鏡胎で、厚さは約1mmと薄い。立面構図で、秋の草叢を飛翔する小鳥のモチーフは、十二世紀以降の和鏡文様の先駆をなすものである。とくに宋鏡式和鏡の文様は細線表現が特徴で、本鏡と近い文様表現の例として、佐賀県山崎経塚で天治元年(1124)銘経筒の底に使用されていた秋草双鳥鏡があるが(木下之治・松岡史1958)、本鏡の風になびく薄や軽やかに飛ぶ鳥の繊細かつ躍動的な表現は、それよりさらに早い製作になると思わせる。
日本-平安-後期