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作品情報

ハギススキソウチョウキョウ 萩薄双鳥鏡

台帳番号
E甲224
萩薄双鳥鏡 画像 画像を拡大する

写真番号:369-9366-1
カラー種別:カラー

緑褐色。細長形の素鈕に、無界圏、断面三角形の周縁をもつ宋鏡式和鏡の鏡胎で、厚さは約1mmと薄い。立面構図で、秋の草叢を飛翔する小鳥のモチーフは、十二世紀以降の和鏡文様の先駆をなすものである。とくに宋鏡式和鏡の文様は細線表現が特徴で、本鏡と近い文様表現の例として、佐賀県山崎経塚で天治元年(1124)銘経筒の底に使用されていた秋草双鳥鏡があるが(木下之治・松岡史1958)、本鏡の風になびく薄や軽やかに飛ぶ鳥の繊細かつ躍動的な表現は、それよりさらに早い製作になると思わせる。

日本-平安-後期

作品名・文化財の名称 萩薄双鳥鏡
作品名・文化財の名称(フリガナ) ハギススキソウチョウキョウ
指定区分
作者名
作者名(フリガナ)
作品分類 金工 (E) 鏡
日本
時代 平安 後期
世紀
西暦
員数 1面
材質・技法 銅、鋳造。素鈕、断面三角形に近い蒲鉾縁。萩・薄が左方になびき、上方に尾表現のしっかりとした小鳥が2羽飛翔する。
法量 径 10.2cm 縁高 0.2cm
賛者
銘文/印章等
寄贈者
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